ママが育児と仕事を両立して働くときに時短勤務がしたいと思うママは多くいます。しかし正社員で入社してすぐに時短勤務ができるわけではありません。多くは入社して1年以上働いたのちに時短勤務ができることがほとんどです。

そのためすぐにでも時短勤務がしたいママはパートやアルバイト・狭き門にはなりますが時短正社員という働き方があります。

その中で派遣会社に登録して紹介された会社に派遣社員として働く「派遣」という働き方があります。派遣といってもフルタイム勤務もあれば10時から16時までというように時短勤務があります。

では派遣社員に登録すれば自分の思う通りの時短勤務をすることができるようでしょうか。またパートなどと何が違うのでしょうか。

ここではワーママが派遣社員で時短勤務をするための転職求人や、派遣の時短に転職した際の注意点について詳しく解説していきます。

派遣で時短勤務は交渉できる?派遣で時短勤務で働く方法

まず派遣社員は派遣会社に登録して派遣会社から仕事を紹介してもらい働く間接雇用になります。また派遣社員は契約更新していくのですが最長でも3年となっています。一方、パートやアルバイトは会社に直接面接などをして採用され勤務する直接雇用となります。

パートの場合は有期契約の場合でも更新期限の上限がないためママと会社側の条件が合えば働き続けることができます。以下は派遣社員とパート社員の違いの表になります。このように派遣社員の方が給与は高く、仕事も派遣会社が見つけてくれるためママにとってはメリットは大きいです。しかし長く同じ場所で働き続けることが難しいというデメリットもあります。では派遣社員で時短勤務をするためのはどうすればいいのでしょうか。

派遣会社に登録した際に自分のスキルや働ける時間など条件を面談で細かく説明します。その際にフルタイムではなく時短勤務を希望するママは多くいます。いくら派遣が残業がないといっても、子供が小さかったり習い事の送迎があったりした場合、時短勤務の方が子育てと両立がしやすいです。

例えば私の先輩ママはフルタイムで仕事を続けてきましたが、子供が小学校高学年や中学になると家が子供の溜まり場になり困ったと話していました。学童があるうちはいいのですが子供がだんだん大きくなってくると親がいないため子供だけで家で遊んでしまうことは多々あるようです。

このように小さい子供がいる家庭だけでなくフルタイムでさらに残業がある家庭ではしばしばこのようなことも起こることがあります。その時派遣社員という働き方で子育てと両立を図っていくことができます。

しかし自分がやりたい求人がフルタイム勤務が条件だった場合、時短勤務に交渉はできるのでしょうか。結論からいいますと派遣会社は時短勤務の交渉はしてくれますが、紹介元の会社がフルタイムで仕事を出しているのであれば、なかなか時短勤務に変更は難しいと言えます。なぜなら派遣会社に登録している人はたくさんいてフルタイムでバリバリ働きたい人もたくさんいるからです。

そのため時短勤務で働きたいママは時短勤務で求人を出している会社の中から仕事を選んだ方がスムーズに勤務することができます。

オススメの派遣の時短求人

では派遣会社に登録した際に時短勤務をするためにどのような求人を探せばいいのでしょうか。会社に登録した場合は基本的にママの条件にあった仕事を派遣会社が紹介してくれます。そのためママは会社に面談や履歴書を書くこともなく仕事ができることになります。

そのためママにとっては子育ての合間に仕事探しをせずに済むので精神的にも楽であり、派遣の最大のメリットと言えます。派遣会社に登録した際に時短勤務を希望することになりますが、例えば以下のような求人があります。

このように3〜4時間の勤務で時間調整可能ですので自分にあった時間帯で仕事をすることができます。土日祝休みですので子育てとの両立もしやすいです。また派遣の時短勤務については以下のような求人があります。このように派遣会社は時短勤務の求人も取り扱っているため自分の条件にあった仕事を紹介してくれます。ただし派遣会社の求人案件はフルタイム勤務が多く、それに比べると時短勤務の案件は少ないため紹介も豊富にあるわけではありません。そのため自分にあった条件の求人を見つけるのがフルタイムよりは難しくなる可能性もあります。

派遣で在宅勤務がしたい!派遣で在宅の時短転職求人法

では次に子育てと両立するために在宅勤務という働き方があります。派遣会社も在宅勤務の案件は多く抱えておりママにとっても在宅勤務はメリットが大きいためオススメの働き方といえます。在宅ワークでは昼休みに家事ができたり通勤時間がないため時間に余裕ができたりとママには働きやすい環境になります。

在宅勤務といっても、完全在宅だけではなく週に数日在宅勤務になる場合があり必ずしも完全に在宅ワークができる案件ばかりではありません。しかし在宅勤務に慣れていないママには数日出社がある方がいい場合があります。

まだ仕事に慣れないうちから完全在宅になってしまうと社員とのコミュニケーションが十分取れないまま作業を進めてしまい、間違った解釈で仕事をしてしまう可能性があります。そうしたトラブルを防ぐためにも最初は出社し徐々に仕事に慣れてきたら在宅ワークの日数を増やしていく方がいいでしょう。では派遣会社でママが在宅、さらに時短勤務は可能なのでしょうか。例えば以下は派遣会社の在宅ワークで時短勤務の求人になります。

このように在宅で時短勤務が可能です。派遣で在宅勤務は事務系や文字入力の案件が多いですが、案件は豊富というわけではありません。しかし在宅で時短勤務ができれば子育てとの両立もかなりしやすくなります。

派遣で時短勤務に転職すると保育園はどうなるのか?

では派遣会社に登録し時短勤務をした際に保育園はどうなるのでしょうか。今までフルタイムで勤務していたママが転職で派遣での時短勤務をすることは点数が下がってしまうことになります。例えば以下は保育園の選定する際の条件になります。ただし細かい条件は各自治体によって違います。

このようにフルタイムと時短勤務では点数に差があり、フルタイムで保育園に入ったのに転職後に点数が下がってしまうことがあります。また以下の表は在宅勤務と通勤の勤務の点数の違いになります。

このように同じ時間働いていても在宅勤務をしていると点数が下がってしまうのです。そのため派遣社員になり時短勤務や在宅勤務になって点数が下がると保育園は退園になってしまうのか心配になるところだと思います。

結論からいうと退園になるかは各自治体によります。激選区ではかなりシビアに退園になることもあるようですが、その場合でも入園してすぐに転職をしたときになります。そのため保育園に数年預けているのであればよほどの激選区でなければ退園にはならないでしょう。

しかし自分が住んでいる自治体がどうなのかは実際に確認しないとわかりません。そのため直接区役所に転職する前に確認することをお勧めします。例えば私の住んでいる自治体の場合は「入園してすぐであれば退園の可能性がある」と言っていました。しかし「入園して数ヶ月経っていればよほどのことがない限り退園にはならない」ようです。そのため入園して1年以上経っていれば時短勤務に転職しても問題ないということになります。

このように住んでいる自治体によって対応は様々ですので転職する前に確認することが大切になります。間違っても転職が決まってから確認しないようにしましょう。もしも転職した後に退園になることがわかったら、せっかく転職が決まったのに退園するか転職を諦めるかどちらか選ばなければなりません。そうならないためにも事前にしっかり準備しておくことはママの転職では大切になります。

関連記事:ワーママが保育園の入所後に時短勤務変更!保育園は退園になる?

まとめ

子育てと両立する上でママが無理のない働き方をすることは大切になります。そのため派遣社員で時短勤務をすることでままの負担はかなり軽減されます。

しかし派遣社員はフルタイムの案件が多いため時短勤務は豊富にあるわけではありません。そのため派遣会社を選ぶときはママに高評価な会社を選ぶ方がいいでしょう。派遣会社に登録すれば履歴書を書くことや面接に行くこともなく仕事を紹介してもらえますのでママにとっては働きやすいと言えます。

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