英語や中国語など語学ができるママはそれを活かして転職をする方がいいです。また転職をする際に前職の経験や自分の特技にあった職場を探すことは、採用されるためには大切になります。
なぜならワーママの転職では企業側は即戦力を求めるからです。しかし、子供がまだ小さい場合、保育園のお迎えなど育児との両立のために時短勤務をしたいママは多いです。
そのとき、語学を活かして時短勤務ができる職場に転職することはできるのでしょうか。ここではワーママが語学を活かして時短勤務に転職しやすい職種や求人法を詳しく解説していきます。
もくじ
語学を活かした時短勤務は年収はどうなる?
語学ができるワーママが転職するとき、まだ子供が小さい場合はフルタイム勤務だと子育てと両立が難しいです。
そのときワーママが時短勤務のできる職場に転職を考えることになるのですが、時短勤務になると年収はどうなるのか気になるところです。
時短勤務は通常は6時間勤務となり、給料も約25%カットになる場合が多いです。手取り月収が25万円であれば時短勤務の手取りは20万円弱になるイメージです。以下は時短勤務の手取り月収についての表になります。
ただし英語などの語学を活かして仕事をする場合、一般の仕事と比べて給料は高めになることが多いです。
一般事務の年収は250万〜400万円で、英文事務の平均年収400万〜500万円です。例えば以下は実際の一般事務と英文事務の求人の年収です。このように年収ではだいたい100万円程度の差がついてきますので、語学ができるとそれだけで高待遇になる傾向があります。また例えば以下は英語を活かした職場の求人になります。このように求人を見ても一般事務と比べると収入は高めになるのがわかります。また日本人で英語ができる人の割合が10%であるといわれています。「私は英語しかできない」という人がいますが、日本人の中には英語ができない人の方がたくさんいます。
そして今から英語を習得しようと思うとかなりお金も労力もかかります。そのため、すでに語学ができるママはそれを活かして転職することは、金銭面でもとても大切になります。
中国語を活かした時短転職
では次に、語学を活かして時短勤務をするのためにはどのような求人があるのでしょうか。語学ができるといっても様々なものがあります。ここでは主に需要の高い英語と中国語について解説していきます。
まず中国語についてですが、中国に進出する日本企業・日本に進出する中国企業など様々な企業があります。そのため中国語ができる人材の需要は年々増加傾向にあり、中国語を活かせる仕事は数多くあります。
また一般的に中国語を使う仕事の求人は、「HSK5級・中国語検定2級以上」の条件があることが多いです。しかし事務系などの求人は資格の条件がないことがありますので探してみるといいです。例えば以下は事務スタッフの求人になります。このように中国語に資格条件はつきませんし、時短正社員として働くことができます。土日祝休みになりますので子供に合わせて働くことが可能です。
英語を活かした時短転職の求人法
では次に英語を活かした時短勤務の転職についてです。英語を活かした時短勤務で求人が多いのは以下の通りです。
- 幼児や学童向けの英語の先生
- 英文事務
- 貿易事務
貿易事務や英文事務などの事務系は土日祝休みの場合が多く、子育てと両立がしやすいです。例えば以下は貿易事務の求人になります。
残業もなく、時短勤務も相談可能です。子育て中のママも在籍しており子育てと両立をアピールしている求人になります。土日休みになりますので子供に合わせて働くことができます。
また外資系も企業によりますがワーママが働きやすい場合があります。ポジションにもよりますが外資系は以下の傾向があります。
- 残業がない
- 休みを取りやすい
- 勤務を交渉できる
このように外国の会社になりますので、家族の時間を大切にする風潮があります。そのためワーママにとっては働きやすい場合があります。
また給料も高収入であることが多く英語力があるママは探してみるといいです。ただし外資系は実力主義でシビアであることは知っておきましょう。
例えば私の知人ですが、20代後半で外資系に務めていました。かなり高収入で精力的に働いていたのですが、結婚式を目前に急に解雇勧奨により退職することになりました。
このように外資系ではよく「解雇されやすい」といわれることがあります。確かに知人の例をみても急に解雇勧奨される事例は少なからずあります。しかし日本では労働者の立場が保護される傾向にあります。
そのため外資系であっても日本の法律が適用されるため、突然の解雇があるということはありません。解雇奨励は会社側が社員に解雇を勧め、話し合いによって決めるというものです。
その場合、退職に応じるメリット(退職金の加算・再就職先の斡旋など)を示すことになります。しかし一旦解雇奨励されるとなかなか残るというには難しいかもしれません。
しかし日本の企業においても解雇奨励はありますので、一概に日本の企業なら安心といことではありません。
外資系は実力主義で終身雇用の考えがない傾向にあります。しかし給与は高めであり休暇の面でも取得しやすいというメリットはあります。
そのことを理解した上で外資系企業の転職を考えるようにしましょう。例えば外資系企業の英語を活かした求人については以下のようなものがあります。経理の求人になり英語は読解スキルがあれば可能です。ただし経理のスキルを求められる求人にまりますので経験は必要になります。時短勤務の相談もできますし残業も少なめですので育児と両立もしやすいです。
翻訳や通訳の時短勤務
英語や中国語などの語学を活かして仕事をする上で語学力がそのまま活かせる職業として翻訳や通訳があります。
翻訳は在宅勤務ができる案件が多くあり、ワーママが働きやすい職種になります。では翻訳業務でかつ在宅勤務ができる案件はどのようなものでしょうか。求人が多くあるのは契約社員での翻訳や通訳の仕事になります。
ただしTOEIC900以上などハイスコアの条件がつくことがありますし、納期も当日や翌日の場合があります。小さい子供がいるママは融通が聞きにくいと感じるかもしれません。
しかし翻訳や通訳は高収入の傾向にありますので時短でしっかり稼ぎたいママにはおすすめです。例えば以下は正社員での翻訳と通訳の求人になります。このように在宅勤務と時短制度がありますので育児と両立しやすい求人になります。ハイレベルな英語力を求められますが給料も高めになります。時短勤務で25%はカットとなりますがそれでも高収入になります。
このようなハイレベルではなくても翻訳や通訳の求人はあります。例えば以下のような求人です。特許事務所の翻訳の求人になります。時短正社員での募集で慣れてくれば週3日の在宅勤務もできますので育児と両立して働くことができます。英文メールや翻訳ができれば応募できますので、同時通訳のスキルは必要ありません。
語学を活かした転職でブランク・未経験職種での時短勤務は可能か?
では次に子育てを理由に長らく仕事から離れていたママが復職する際に、時短勤務で働きたいママは多くいます。
5年以上仕事から離れていて、いきなりフルタイム勤務では体力的にも辛いですし育児と両立も難しくなります。
そのとき、語学ができるママはその特技を活かした転職をする方がいいです。たとえブランクがあっても語学ができるのであれば求人は見つけることができます。
では語学を活かした職場でのブランク・未経験の時短勤務ができる求人はどのようなものでしょうか。例えば以下は語学を活かした求人でブランクでも可能なものです。
英文事務の求人で英語スキルがあれば職種未経験、ブランク可能です。時短勤務と在宅勤務の相談が可能であり小さい子供がいるママでも子育てと両立ができます。
このように事務系・または英語の先生などは比較的ブランク・未経験でも求人があります。英語の先生などは子育ての経験を活かせますので主婦をしていたママにはおすすめになります。
まとめ
ワーママの転職で語学ができるママはその強みを生かして転職することが給料面や採用率でとても重要になります。
なぜならワーママの転職は即戦力を求められることが多いからです。そのとき語学ができるママは転職に有利であるといえます。
そして語学を活かしてなおかつ時短勤務ができる職場は探せば必ずあります。なお、転職エージェントはママの英語力にあった求人を探してくれます。
また、たとえ時短勤務の記載がない求人であっても、あなたの代わりに時短勤務について交渉してくれる場合もあります。そのため何社か登録して転職活動をしていくことが大切になります。
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