ママで時短勤務を考えるという人はとても多いです。特に子供が乳幼児である場合、時短勤務で働ける環境は必須条件です。

在宅ワークであれば時短勤務は必要ないと考えるママもいますが、やはり子供が小さい場合は時短勤務を希望する方がいいです。

なぜなら在宅ワークといえども仕事をする以上手は抜けませんし、勤務時間内は拘束されてしまうからです。隙間時間に家事もできますが、子供が小さいと勤務終了後は子供の世話に追われるため、1日8時間勤務ではきついと感じるママもいるでしょう。

そのため在宅ワークであっても時短勤務をする方がいいと考えるわけですが、在宅ワークで時短勤務をすることは可能なのでしょうか。

ここではワーママがどのようにすれば在宅ワークで時短勤務に転職することができるのか、その方法につて詳しく解説していきます。

ワーママは在宅ワークでの時短勤務に転職は可能?

ワーママが在宅ワークをするとき、時短勤務を希望することは多くあります。子供がまだ小さいと子育てに時間が取られるからです。

子供が小学生など少し大きくなってくれば在宅ワークでもフルタイム勤務は可能です。しかし乳幼児の場合、たとえ在宅ワークでもフルタイムはきついと感じるママはいます。以下はママの在宅ワークの利用状況のグラフになります。(仕事と育児等に関する実態把握のための調査研究事業 厚生労働省痛く調査より)このように45%以上のママが在宅ワーク制度の利用を希望しており、実際には利用できていなくても利用を希望するママは圧倒的に多いことがわかります。

また以下は時短制度についての利用状況のグラフになります。(仕事と育児等に関する実態把握のための調査研究事業 厚生労働省痛く調査より)このように時短勤務についても54%以上のママが利用を希望しています。このことから子育て世代において時短制度と在宅勤務のニーズはかなり高くなっているといえます。

その理由はやはり時短で働けたり通勤時間がなかったりする分、家事や育児の時間が確保されるためです。また急な熱や休園に対しても出勤する勤務に比べると対応はしやすいのも事実です。

では、在宅ワークで時短勤務ができる職場を探すことになるのですが、それはどのような求人になるのでしょうか。在宅ワークができる職場は年々増加してきています。その中でも在宅ワークができる職種は主に以下のような職種になります。

  • IT系
  • webデザイナー
  • 事務職
  • プログラマー

上記のような職種であれば比較的探せば求人はあります。このような職種なら時短勤務も応じてもらいやすいです。そのため経験やスキルがある方は探してみるといいです。

オール在宅勤務での時短勤務は可能か

では在宅ワークがしたい場合「週3は在宅勤務であとは出勤がある」「子供が休みの時は在宅ワークに切り替える」といった職場もあります。

しかし在宅ワークをしたいママにとっては完全在宅勤務をする方がいいです。なぜなら週に何日かは出勤といった生活スタイルでは生活リズムが悪かったり、出勤日に保育園の送迎などの対応ができなくなったりするからです。

そのため完全在宅勤務をする方が子育てと両立がしやすく、ママにとっては働きやすいといえます。例えば以下の求人はIT系の完全在宅ワークでの時短勤務になります。

このようにフルリモートで時短勤務も相談可能となります。またフレックスタイムも利用可能ですので、送り迎えの調整もできます。経験者であることが必須条件ですので、IT系やWEBデザイナーなどのスキルがあるママは探してみることをお勧めします。

在宅ワークで時短勤務でも保育園に預ける方がいい理由

ママの中には在宅ワークで時短勤務であるため、子供を保育園に預けずに家でみようと考える人もいます。しかしそれは大きな間違いです。

在宅勤務は6時間勤務が一般的であり、6時間仕事をしながら子供をみるのは不可能です。小学校くらいの子供ならまだしも乳幼児であればまずじっとしていません。

2歳にもなるとママが構ってくれないと、色々おもちゃを持ってきて構ってアピールをしてきます。それが6時間で毎日ともなるとお互いにストレスになり仕事をするのは難しいことが想像できます。

例えば以下の写真は私の子供が乳幼児期の頃の部屋の様子です。

このようにおもちゃが散らかるのは一瞬です。そして「ママ遊んで!」とせがんできます。これが在宅ワークをしながらとなると、ママは家にいるけれども家事や育児は一切できません。ママは家にいるけれど、仕事中は会社にいるのと同じ状況なのです。

また時々天候や感染症などで保育園に通えない場合がありますが、在宅で子供をみるのは大変という在宅ワークママの声は多いです。

このように子供を家でみることは片手間ではできません。そのため仕事と育児は分けた方がお互いのためなのです。

「時短勤務で在宅ワークだから大丈夫だろう」「子供をもう少し家でみてあげたい」という気持ちになりやすいですが、ママが家にいても構ってくれないのなら、子供はさみしい思いをするかもしれません。

このことから仕事と育児はしっかり分けて子供を保育園に預けることが、在宅ワークをする上でとても大切になります。そうすることで在宅ワークで時短勤務であれば誰よりも早くお迎えにいけますし、家事も出勤する勤務と比べてかなり余裕を持って行うことができます。

このように仕事と育児を上手に分けることができれば育児時間をしっかり確保できる在宅ワークの時短勤務はメリットが大きいといえます。

時短勤務はいつまで利用できる?在宅ワークでもまずは交渉することが大切

時短勤務は通常6時間とされています。在宅ワークだと通勤時間がありませんので9時に業務開始となれば、通常は16時に勤務終了しすぐに保育園のお迎えにいけるということになります。

時短勤務は育児・介護休業法で定められていますので、子供が3歳になるまでは必ず時短勤務をさせなければならないと義務化されているのです。そのため子供が3歳未満であれば、必ず時短勤務を取得できるということになります。例えば以下は私の子供が1歳の時の写真です。

まだ1歳であれば自分のことは自分でできませんので着替えやお風呂も全て手がかかる時期です。この時期には時短勤務をしなければかなりママの負担が大きいといえます。

ママの時短勤務についてはこちら

しかし、ここで考えなければならないのが、本当に時短勤務が3歳まででいいのかということです。

例えば子供が3歳であれば、魔の3歳児といわれる年齢です。自分で着替えたがるのになかなか着替えられなかったり、知恵がついてきてイヤイヤがさらに酷くなったりします。

この時期に在宅ワークであってもフルタイムに戻るのは少しきついと感じるかもしれません。そのためもし在宅ワークで時短勤務をするのであれば、子供が何歳になるまで時短勤務ができるのかを確認するようにしましょう。

企業には3歳から小学校入学前までの子を養育する従業員に対しては希望すれば時短勤務を取得させるように努力義務が課せられています。そのため、子供が3歳を過ぎても会社に対して時短勤務を交渉することができます。

このことから在宅ワークであっても交渉次第では3歳を過ぎても時短勤務を取得することができますので、制度がなくてもまずは交渉してみることが大切です。

自分で交渉はしにくかったり、自信がなかったりする方は転職エージェントに登録して利用するといいです。そうすれば面接時に同行してくれて交渉もかわりにしてくれますので、先ずは何社か登録することをお勧めします。

未経験の在宅ワークの時短転職法

在宅ワークで時短勤務がしたいとき、今の職場や職種では在宅ワークができないことがあります。そのとき転職をして在宅ワークで時短勤務ができる職場へ就職したいのですが、未経験での求人はあるのでしょうか。

未経験でも求人を探せば在宅ワークで時短勤務をすることはできます。例えば以下は一般事務の在宅ワークで時短勤務可能な求人になります。

このように正社員であれば時短勤務をするためには「1年後に制度を利用できる」としている会社が多いです。未経験の職種であれば1年間のフルタイムでの出社は仕事を覚えるためには大切ですし、フルタイムでも17時終了ですので保育園のお迎えにも間に合います。

「1年間フルタイムを頑張らなければいけない」ということをデメリットと考える人もいます。しかし1年後に時短勤務を利用できるようになれば、子供が小学校3年生の末まで利用できます。

これは末子が小学校3年生まで利用できることになりますので、かなり長期的に制度が利用できるということです。この1年間、フルタイム勤務をすることで長期的に時短勤務を利用できるのであれば、メリットの方が大きいといえるでしょう。

また以下はプログラマーの未経験可能な求人になります。

この求人は研修制度も整っているので未経験でも安心です。さらにフルリモートと時短勤務も可能となります。ただし、職種未経験であればある程度は出社する期間を取った方がスムーズに在宅勤務へ移行できます。そのため仕事を覚えるためにある程度出社することも考えた方がいいでしょう。

このようにIT系、事務系、プログラマーなど在宅勤務ができる職種で「職種未経験でも可能」な職場は探せば見つかります。ただし、未経験で最初から在宅勤務をしたり、研修制度が整っていなかったりする会社ではすぐに退職してしまう可能性があります。

そのため研修制度があるのか、未経験なのに最初から在宅勤務になる場合はフォロー体制がどうなっているのかを確認することが重要になります。

まとめ

在宅勤務で時短勤務ができるのであれば、出勤してフルタイムで勤務することと比べるとかなり育児と両立して仕事をすることができます。

しかし、在宅勤務で時短勤務をすることは職種が限られてきます。しかし、IT系や事務系であれば職種未経験でも求人はありますので、諦めずに探してみることをお勧めします。

転職エージェントを利用すれば求人紹介や時短勤務についても交渉してくれますので、時短勤務の期間などについても求人にないからといって諦めないことが大切になります。

 

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