ワーママがいまの職場では自分が希望している働き方ができず、転職を考えることは多くあります。理由としては「残業があり保育園のお迎えに間に合わない」「育児に理解がないため急な休みが取りにくい」「給料が安い」など様々なものがあります。

そのときに「転職をして自分の希望の職場で働きたい!」と考えるわけですが、何も考えずに転職をしても「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

ここではワーママの転職で後悔することや失敗したことをお伝えし、その失敗を踏まえての転職成功法を解説していきます。

ワーママの転職での後悔はどんなことかを知り、不安をなくす

ワーママの転職は独身者の転職と比べると採用までの道のりは厳しいです。そのため転職してから「こんなはずじゃなかった」と後悔することはできる限り避けたいです。

まず、ママの転職の後悔は希望する条件と異なる職場へ転職してしまったことが原因になります。要は希望する条件と転職した職場の間にミスマッチが起こってしまい退職を考えることになります。

ワーママがよく陥る後悔については以下のように様々な理由があります。

  • 採用前と条件が異なっていて残業が発生した
  • 通勤時間が長くなり負担になった
  • 育児に理解がある職場を選んだつもりが実際は違った
  • 仕事内容が合わなかった

ではなぜこのような後悔をしてしまうのでしょうか。このような後悔について以下のような解決策と注意点を理解していく必要があります。

採用前と条件が異なっていて残業が発生した

転職をする際に求人では「残業はない」と書かれていたのに実際働いてみると残業が発生していて、「こんなはずではなかった」と後悔することがあります。

例えば私の前職での同僚はパートでの採用で配属されました。私の部署は残業は毎日ありましたが、その方は採用前に「残業はありません」といわれて入職したそうです。パート採用なので残業なしの契約で入職されたのですが、上司や同僚には伝わっていませんでした。

その方は残業が続くため「入職前の条件が違う」と結局退職してしまいました。このように採用されるときに人事担当者と交わした条件と実際の勤務状況が違うことはあります。

このようなことを防ぐためには、入職するときに人事担当と交渉した勤務条件について実際に配属になった部署の上司だけでなく同僚にも伝えるようにすることが必要です。

勤務初日に「残業は無しで退社することになっている」と現場にいる同僚と上司に伝えておくのです。実際のところ人事担当との交渉で決定した労働条件が現場に伝わっているとは限りません。

例えば私も育児休暇から復帰する際に部長と交渉した勤務形態と現場の上司の把握している勤務形態が違っていたことがありました。

そのため復帰初日から勤務形態について話し合うことになりましたし、現場の同僚にも私の勤務形態など伝えられていませんでした。

実際に勤務して残業を何日もこなした後では言い出しにくいですし、何より「この人は残業ができるのだ」と周りの同僚に思われてしまいます。

このような状況になってから、「私は残業はできません。」と申し出ても全員の認識を変えるのには時間がかかります。

このようなトラブルを回避するためにも、勤務する初日に勤務条件について確認し、現場の同僚にも伝えておくことは大切です。

通勤時間が長くなり負担になった

ワーママは転職に時短や残業ができないなど条件がつきますので、条件にあった求人は少ないです。そのため仕事内容が良かったり育児との両立ができるなどの条件が揃っていたりすると、通勤時間が1時間でも「なんとかなるだろう」と考えてしまいがちです。

しかし、1日面接に行っただけならよかったのですが、毎日片道1時間をかけて通勤しているとかなりの労力と時間の無駄になってきます。

例えば18時退社できても保育園のお迎えは19時になりますし、そこから家に帰り、ご飯を作ると考えると大変です。さらに通勤時に座っていられるのならいいのですが、満員電車での通勤となればさらに負担は大きくなります。

そのため条件はいいけれど「通勤時間が長い」という理由でまた転職を考えることになりかねません。通勤時間もしっかりシミュレーションして転職先を考える必要があります。

育児に理解がある職場を選んだつもりが実際は違った

求人に「育児に理解がある」と記載されていても実際は急な休みが取りにくかったり配属部署はワーママは自分だけで肩身が狭かったりする場合があります。例えば以下の写真は私の子供が0歳児の時に風邪をひいたときのものです。

ニコニコ笑顔ですが、風邪で保育園にはいけていません。熱が出た時点で職場に連絡がいきますので、ママはお迎えに行かなければなりません。そのときに育児に理解がないと早退や休みの取得ができず育児と両立などできません。

このように子供が小さいと急な休みの取得は必要です。そのため急なお休みや早退が可能かどうかはママにとっては大問題なのです。

たとえ面接時に社長や人事担当者に確認していても本当のことは教えてくれません。基本的には良いことばかり言う場合がほとんどです。

そのため入職する前には必ず見学や業種の口コミサイトで確認は必要です。見学時に実際に働いているスタッフに聞くことができれば、これほど正確な情報はありません。

そこから希望する職場であるかどうかを判断することが大切で、求人や人事担当の説明を鵜呑みにしていては後悔する転職になる確率が高くなってしまいます。

それだけではもちろん「大丈夫である」とはいえませんが、何も確認せずに就職先を決めるよりは失敗のリスクを大幅に減らすことができます。求人票からは得られない現場の様子を知ることは転職する上で最も重要なことの1つなのです。

仕事内容が合わなかった

転職してみたら「自分のしたかった仕事とは違う仕事内容だった」ということがあります。これは残業ができなかったり急な休みの取得があったりするため、良かれと思い軽い仕事内容にしているケースもあります。

この場合は面接時にしっかりと自分のやりたいことやキャリアアップについて伝えていくことが大切です。「この仕事がやりたくてこの会社に入職したい」と伝えていれば、よほどのことがない限り全く違う部署や仕事に配属にはならないはずです。

しかし育児と両立するための条件を優先していると、このようなミスマッチが起きる可能性があります。育児との両立もママにとっては大切ですので、そこは優先順位をつけて交渉していくことが重要です。

このようにワーママの転職では「こんなはずではなかった」と後悔することがあります。事前にこのような後悔の内容を知っておくことで対策もできます。そのためワーママの陥りやすい後悔を把握しておくことは転職を成功させるためには大切です。

ワーママの転職での失敗は「子持ちだから」と自分の価値を下げることで起きる

では次にワーママの転職の失敗談について解説していきます。退職を考えるほどではないが、「もっとこうしておけばよかった」などの失敗は転職にはつきものです。以下はワーママのよくある失敗についてです。

・子持ちだからと謙虚のなりすぎる

まずは子持ちだからと謙虚になりすぎることです。ワーママの転職は厳しいことが多く子供がいることで採用されにくくなります。そのためママはどうしても子供がいるということをデメリットと捉えてしまいます。

そのために「年収などの交渉をすると不採用になってしまうのではないか」「ただでさえ子持ちの転職なので大きくは出られない」と考えてしまいます。

そのような心理状況のため「年収交渉ができずに転職してもあまり年収が上がらなかった」ということになってしまいます。

・希望する条件を低く伝えてしまう

また、採用されたいがために「契約社員でもいいです」「残業はできます」などよく考えずに思いつきで条件を出してしまうことです。希望する条件はあるにもかかわらず、「子供がいるから採用されないのではないか」という不安から企業側からの要望もないのに自ら下手に出てしまうのです。

しかし、契約社員や残業などの条件は入職後もずっとついてくるものになりますので、自分の希望する条件はぶれずに突き通すことが大切です。

このような失敗を防ぐためには、自分の希望する勤務条件をしっかり持っておくことが大切です。また、失敗の元凶ともいえるのが「ワーママだから」という気持ちです。

確かにワーママは採用率も独身者に比べると低くなります。しかし交渉はしっかりしていかないと、また条件に満足がいかずに転職を考えてしまうことになります。

転職エージェントの担当者には率直な希望を伝えることが重要

なお、自分に自信がないというママは転職エージェントの力を借りましょう。そのときに「希望する条件」「あなたの性格」「家庭の状況」を事細かに伝えるのです。

ここでも「ママだから」と遠慮して希望する年収より低めに伝える人も多いです。これについても希望する年収は本音の額を伝えるようにしましょう。転職エージェントは人事担当ではないのですから遠慮する必要はありません。

むしろ率直な希望を伝える方が後悔のない転職ができますし、失敗しないコツでもあります。また、転職エージェントの担当者は面接にも同行してくれますので、交渉も代わりに行ってくれます。そのため交渉に自信のないママでも安心して面接を受けることができます。

このように失敗談を知ってどのようなことで転職がうまくいかないのかを把握しましょう。そうすることで転職の対策が見えてきます。それがワーママの転職を成功させるためには重要になってきます。

ワーママの転職がうまくいかない理由を知り成功のコツを掴む

では次にワーママの転職の対策を考えた後、実際に転職活動に入るのですが、ワーママの転職がなかなかうまくいかないことがあります。その理由として以下のようなことがあります。

  • 転職活動をする時間がない
  • 転職するための条件が曖昧
  • 転職する求人の視野が狭いため見ている求人が少ない

今まで説明してきたワーママの失敗や後悔を考えてみると、ほとんどが上記の理由に当てはまります。

ママは育児と両立して働いているだけで日々の余裕はありません。仕事以外の時間は子育てに追われている状況でワーママは転職活動をするわけです。

そのためそのまま何も考えずに行動してしまっては、転職がうまくいかないのも当然なのです。ではこのうまくいかない状況をどのようにすればいいのでしょうか。

転職活動をする時間がない!時間を有効活用するためにポイントを絞る

働くママの時間は分刻みですので、転職活動をする時間の確保はとても大変です。例えば私の場合ですが、朝6時に起床してから7時過ぎに出勤するまで分刻みで準備をしていました。

そして帰宅してからも子供の世話に追われているような状況でした。以下は私の仕事がある1日のスケジュール表です。

夜の9時には子供たちを就寝させるのですが、寝かしつけに1時間ほどかかります。そのため自分もそのまま寝落ちする日々を送っており、自分の時間など皆無でした。

保育園のママ友と話をしていても、この「寝落ち」をしてしまうママはとても多いです。それだけ日々の仕事と子育てで体力を使い果たしているのです。

しかし時間がないからといって転職活動を適当にしていては転職後には後悔が待っています。ワーママの時間を有効活用するためにもポイントを押さえて転職活動をしていくことが大切になります。

そのポイントについて以下の2つがありますので順に解説していきます。

転職するための条件が曖昧なため失敗!希望の条件は明確化し優先順位をつける

まずは転職するための条件を明確にしていくことが必要になります。基本的に転職するときは「前職に悩みがあるために転職をする」というママが圧倒的に多いです。そのため「自分の悩みを取り除くためにどんな転職がしたいのか」を明確にする必要があります。

ただ「育児と両立ができる職場に転職したい」と考えていても人それぞれ家庭状況や子供の年齢など違うため両立に適した職場も違ってきます。

そのため自分が譲れる条件と譲れない条件を分けていくことが大切です。例えば子供が小学校に通っており年収アップしたいための転職であれば「年収ははいまより100万円アップしたい」という条件になります。

また夫が保育園の迎えにいくのは難しい場合はママが必ずお迎えに行く必要があります。その場合は「残業はできない」「時短勤務がしたい」「フレックスタイム制度があれば可能」など条件になります。例えば以下はフレックスタイムが利用できる求人になります。ただし、求人に記載されていることを鵜呑みにして就職するのではなく、必ず勤務条件の確認をする必要があります。

なお、自分の希望する条件はぶれてはいけません。これが曖昧になってしまうと「なんのために転職をしたかったのか」がずれてしまうため、また転職を考えてしまうことになりかねません。

このように最初に条件をはっきりしておけば求人探しもスムーズになりますし、たくさんの求人に目移りすることもありません。また職場見学をした場合も的確な質問をすることができるため、いい情報を得ることができるのです。

しかし条件をつけるあまりに「あれもできない、これもできない」となってしまっては採用されることが難しくなってしまいます。そのため自分が譲れない条件以外は柔軟に対応できるようにすることが大切です。

例えば夫が早く帰ってこれる日がわかっているのなら、「その日は残業ができる」と提示できます。そこは無理のない範囲でしっかり考えておくようにしましょう。

面接時に思いつきで「残業はできます」といってしまわないように、あくまで家族とよく相談してできる範囲を伝えるようにすることが大切です。

このように条件を明確にして転職する際に優先順位をつけることができていれば自分の希望の求人を見つけることができ、不安を解消した状態で転職することができます。

転職する求人の視野を広げてみると、交渉次第で条件に当てはまる求人になる

では次に条件を確認したら求人を探すことになります。このとき自分の条件に当てはまる求人を探すわけですが、ほとんどのママは自分の条件にぴったり合う求人だけを探してしまいます。

例えば「仕事は17時半までに退社したい」という希望がある場合、勤務時間が18時や19時であればそのほかの条件が良くてもスルーしてしまうのです。

しかし、そのような求人でも一旦申し込んでみて面接の際に「実は17時半までに退社したいのですが」と相談すると「それならこの部署はどうでしょう」と提案してくれる場合があります。自分で交渉がしにくい場合は転職エージェントに登録し面談に同行してもらう方法もあります。

例えば私の場合、面接に転職エージェントの担当者に同行してもらったことがあります。そのときに定時で帰りたいことを担当者から伝えてもらいました。

自分からは聞きにくい条件でも担当者がうまく伝えてくれますので交渉もスムーズにいきやすいです。ここで難色を示されたり断られたりする場合もありますが、交渉すれば道が開ける場合もありますので最初から諦めないことが大切です。

まとめ

実際にここまで解説してきたことを実行すれば多くの場合で後悔や失敗を避ける転職ができ、いまの悩みを解決することができます。

転職活動を実際にする前に「自分のいまの悩みは何なのか」「どのような転職をすればその悩みが解消されるのか」をしっかり考える時間を持ちましょう。さらに転職先でその悩みが解消されるのか確認することも重要です。

ワーママの転職の理由は様々ですが、転職後の後悔や失敗はどれも同じような内容であり、そのため後悔を避けるための解決法も共通点があります。

このことを理解して転職活動をしていくことでワーママの希望の条件を叶える転職ができるようになります。

 

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